記事画像

長距離移動も安心!壊れない・無駄のない最強の梱包テクニック

通常の宅配便だけを使って沖縄から東京へ荷物を送る。そう決めた私にとって、パッキング(梱包)は単なる作業ではなく、荷物の安全を守るための最重要任務となりました。
引越し業者であれば、専用の頑丈なクローゼットボックスに服をかけたまま運んでくれたり、割れ物をプロの技で包んでくれたりします。しかし、自力引っ越しはすべてが自己責任です。
配送中のトラックや船の揺れに耐え、中身を一切傷つけずに届けるための「最強の梱包テクニック」を編み出す必要がありました。
まず私が徹底したのは、「段ボールの中に一切の隙間を作らない」というルールです。
荷物が箱の中で動いてしまうことこそが、破損の最大の原因になります。とはいえ、市販のプチプチ(緩衝材)を大量に買い込んで隙間に詰めるのは、コストもかかりますし、ゴミを増やすだけで無駄が多いと感じました。
そこで大活躍したのが、手元に残した「冬物の洋服やタオル」です。
割れ物であるお気に入りの食器やグラスを、東京の冬に使う予定の厚手のセーターやバスタオルで包み、クッション代わりにしていきました。こうすることで、緩衝材のスペースを節約しながら、衣類と食器を同時に省スペースで梱包することに成功したのです。
また、段ボール自体の強度を高めるために、テープの貼り方にも工夫を凝しました。
箱の底面にテープを一本だけ十字に貼るのではなく、底の合わせ目をしっかりと塞いだ上で、Hの字の形になるように端まで十字に補強します。これだけで、重い本や書類を詰めても、底が抜けるリスクを劇的に減らすことができます。
さらに、箱を開けたときにすぐ使うもの(トイレットペーパーやスマートフォンの充電器、数日分の着替えなど)は、一つの箱にまとめて「すぐに開ける箱」と大きくマジックで書いておきました。
ただ詰め込むのではなく、届いた後の自分の動きを先回りしてデザインしていく。
この一工夫が、長距離の移動でも荷物を守り抜き、新生活のスタートをスムーズにしてくれる最大の武器になるのです。