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失敗を防ぐ!周辺環境と「防音性」を画面越しに調べる方法

ネットの写真分析で物件の「内側」を見抜くコツを掴んだ私が、次に挑んだのは「外側」の攻略でした。
部屋探しの失敗談で特に多いのが、「家自体は綺麗なのに、外の音がうるさくて眠れない」「周辺の治安が悪くて夜に歩けない」といった、周辺環境にまつわる後悔です。
内見ができない私にとって、この「目に見えない環境や音」を沖縄にいながらどうやって見極めるかは、最も頭を悩ませるポイントでした。
そこで私が相棒としてフル活用したのが、Googleマップの「ストリートビュー」と「航空写真」です。
まずは、私の最大の軸である「防音性」を確かめるため、物件の構造を調べるのと同時に、建物の「お隣さん」を徹底的にパトロールしました。
ストリートビューを使って、物件の目の前の道路を何メートルも進み、近くに大きな幹線道路や線路がないか、救急車が頻繁に通るような大きな病院がないかをチェックします。
さらに、建物の真下や隣の敷地に、深夜まで営業している居酒屋やコンビニのたまり場になりそうなスペースがないかも、画面をぐるぐると回転させながら目を皿のようにして確認しました。
「音」の次に重要な「街の雰囲気」を調べるために、私はストリートビューの時間軸を切り替える機能も使いました。
昼間の写真だけでなく、過去のデータや異なる季節の写真を見ることで、その道が時間帯によってどれくらい人通りが変わるのかを推理したのです。
例えば、昼間は静かな住宅街に見えても、近くに大学や大きな商業施設があると、夕方には抜け道として自転車や歩行者が激しく行き交う通りになることがあります。
電柱の多さや、道にゴミが落ちていないか、近くの公園が綺麗に管理されているかといった小さなサインから、その地域の「管理の目」が行き届いているかを測っていきました。
さらに、盲点になりがちな「実際の生活動線」をスマートフォンの画面上で擬似的に歩いてみました。
最寄り駅から物件までのルートをストリートビューで実際に一歩ずつ進み、「夜道でも街灯はあるか」「坂道や開かずの踏切があって、表記の『徒歩10分』より長く感じられないか」を体感していったのです。
一見すると気が遠くなるような作業ですが、これを繰り返すうちに、最初はただの地図だった画面から、街の温度感や生活の足音がリアルに伝ってくるようになりました。
現地に行けないからこそ、デジタルツールを限界まで使い倒す。
その執念のようなリサーチが、見知らぬ東京の土地に対する不安を、少しずつ「確信」へと変えてくれたのです。